2022/01/26市況 マイクロソフトの決算(第二四半期、2021年10月〜12月)が発表されました。
これを受けてNY先物の指標が上昇し、日本市場も前場は好調でしたが、その後下落し結果27,000円台を何とかキープして終了しました。
FOMCの会合を控えて、後場から売りが出たのでしょう。
一方マザーズ市場は反発し、久しぶりに+で引けています。
マイクロソフトのクラウド事業は好調でさらにはゲーム部門も大幅に拡大する
決算発表後、売上高が市場予想を超えて良い決算かと思いきや、今後のクラウド事業の見通しが不安しされて、時間外の取引で一時大きく売られ驚きました。
マイクロソフトのクラウド事業(アジュール)の四半期での伸びが、市場では48%を強気でしたが、実際は46%だった事で売られはしたものの、その後、持ち直して時間外取引で+3.45% 291.94$で引けています。
マイクロソフトの四半期での売上は結果好調で推移しています。
四半期売上高517億3,000万$(前年同期430億8,000万$)アナリスト予想は508億8000万$
注目は先日18日に発表された、アクティビジョン・ブリザード(ATVI.O)の買収でしょう。
任天堂なみの企業を多額の資金(690億$)で買収し、マイクロソフトのゲーム部門は大幅に拡大することとなります。
メタバース(仮想空間)への取り組みも広げていくこととなり、今後の注目です。
投資家の目線はそこにあるかもしれません。
それぞれの事業分野で強みを発揮することでさらなる成長が期待されます。
アマゾン、グーグルの決算に注目
今後発表される、アマゾン・グーグルの決算にも注目したいところです。
クラウド事業で競合する同社が、どのような数字がでるのか、また今後の見通しが気になるところです。
2月1日(火)決算発表予定 (現地時間)アマゾン グーグル
日本株について
日本株についての見通し。
2022/01/26、日経平均は前場からNY先物の指標につられて上昇しましたが、後場にかけて下がり、27,000円(前日比−120円)で引けています。
一方マザーズ指数は779P(+7.69P)で久しぶりにプラスで引けています。
ロシア・ウクライナの影響もあってか、エネルギー関連に注目していましたが、後場からは勢いが減少。
マザーズについては、底値に近づいているのか、反発。
RSIが週足ベースで20を切って、コロナ暴落の際の数値と同等になっています。
投資戦略について
2022/01/26のFOMCの会合に注目。
サプライズはないでしょうから予定通り3月利上げに向けて動くのはないでしょうか。
米国は金融緩和が行き過ぎて、かなりインフレに触れているので、多少株価に影響が出ても、仕方がないと踏んでいるでしょう。
日本株については日経平均は厳しい状況が続く展開ですが、個別株物色でいきたい。
商社株・エネルギー・資源株が良いかもしれません。
マザーズ市場については、信用買い残の溜まってない、業績が好調な銘柄を選んでいきたい。
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