投資を始めて気づいた五つのこと。何が株価を動かしているのか?
株式投資を始めたちょうど1年ぐらいで、株価に影響を与えている全体像がぼんやり見えてきます。
当初は国内の株価だと、国内経済の動き程度かと考えていました。
投資を始めると世界経済が気になると、言いますが、それは確かに事実です。
これから述べている五つのことに着目してください。
ニューヨークダウの変化やアメリカ大統領発言によって影響される
まさにアメリカ次第って言う要素がありますね。
ニューヨークの取引所は日本時間で、午後10時30分もしくは11時30分から取引されます。
取引終了は日本時間で5時30分もしくは6時30分です。
夏時間は冬時間に比べて1時間早まります。
当然、時差がありますので、世界各国との時間のズレが生じますよね。
日本の取引所が世界でもっとも早く、開き、その後、中国やヨーロッパ、そしてニューヨークの順です。
日本の取引開始前、ニューヨーク市場の状況で、株価に影響が出ますよね。
上昇すると日本も上昇しやすい傾向がありますので、好材料になり、下降すると、悪材料となります。アメリカ経済は世界を牽引してますし、日本企業もアメリカとの関わりが深いからですね。
日本株売買の6割以上が外国人投資家たち
注目は外国人投資家の売買状況です。
日本の上場企業のうち99%以上が日本に本社を置く生粋の日本企業です。
株主も多くは国内金融機関や個人投資家でおよそ7割を占めています。
外国人投資家は3割程度に過ぎません。
しかし日本株売買のシェアとなると外国人投資家の割合が約6割から7割に跳ね上がります。
株価形成に影響与えるのは株式の保有ではなく実際に売買を行っているかどうかです。
株式を大量に保有していても売買しなければ株価への影響はありません。
さらに相場動向に影響与える先物市場においては7~8割が外国人投資家とされ、日経平均株価が500円以上動くときは背後に海外勢がいるとも言われています
トレンドに左右される。政治、経済、金融、ニュース
日課は毎日の日経ニュースのチェックやスマートフォンアプリのニュースを見てトレンドを意識していましたね。
記憶に新しいのが、昨年夏に起きた災害によって全国に大きな被害が出ました。
年末に災害対策の補正予算、大型の予算発表を安倍首相が行い、建設関連を中心とした銘柄がトレンドとなりました。
著者もこのタイミングで建設関連銘柄を取得しました。
株式市場には『織り込み済み』という言葉がある
よく見かけるこの織り込み済みと言う言葉ですが。
あるニュースの影響で株価が変動することをニュースの影響を織り込むといいます。
つまり織り込み済みとはすでにその影響による株価変動は終えたと言う意味で使われるのです。
これは事前に投資家が行できたかどうかが鍵となります。
ある銘柄を好決算だからと、購入したところ、決算発表日に大幅に下落しました。
好決算なのに何故?
前年比二桁なのに?
情報は既に機関投資家などに入っていて、決算前に仕掛けられ、これ以上の材料がないと判断した場合、売られる傾向があります。
配当金や優待の権利は、数日の保有で貰えること。
初心者ですと、配当金や優待は、ずっと保有している人が貰えるものと思いますよね。
違うんです。
簡単に言うと。
3/27(金) | 3/30(月) | 3/31(火) |
権利付最終日 | 権利落ち日 | 権利確定日 |
約定日
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受渡日
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投資は、思っていたよりリスクが少ないということ
個別銘柄への投資は、確かに、リスクがあります。上下の激しい銘柄もあります。
バイオ関連などにも投資をしましたが、初心者には向いていない事もわかります。
良い薬が開発されれば、株価は上昇しますが、情報が個人投資家に入るのは、リアクションがあります。すでに上昇したあとに株式を取得する可能性が高いですね。
ただ、信用取引 レバレッジを掛けて、取引しない限り、思っていたよりリスクはありませんでした。
現在コロナウイルスの影響下で、株式市場のボラティリティは激しいですが、なんとか運用出来ています。
資金のボリュームにもよりますが、情報に敏感に、投資を行えば、リスクを減らし、リターンを取ることが、出来るでしょう。
まとめ
今回は、株式投資を初心者から始めて、投資をしながら、まず始めに気づいた事、学んだ事を記事にしました。
台風災害やコロナウイルスの感染に見舞われて、市場は混乱しながらも、個人投資家として、より成長できた期間ではないかと。
今から投資を始める方は、この記事の五つの事を事前に理解し、資産運用を始めてください。
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