ダブル・スコープが3日連続ストップ安に。
2022/09/21の終値は1579円になり、半額。
2022/09/22は値幅が拡大され4倍になり、理論上500円を下回る可能性もあります。
なぜこんなに売られているのでしょうか?
ツイッターでもトレンドになっていますね。
これが2営業日後にこうなりました。#ダブスコ#ダブルスコープ pic.twitter.com/FjHfbSUADc
— マルコ@x日後に1000万🔰 (@kabustaMED) September 20, 2022
ダブル・スコープショックで個人投資家は大混乱に。今後の株価予想は?
きっかけは子会社の韓国での新規上場(IPO)の時価総額が想定を下回ったことが背景にあります。
子会社の上場日は30日でIPO価格は6万ウォンで、時価総額は2兆0200億ウォン(約2100億円)の見通しとなりました。
実は7月時点では時価総額の見込みを2700億円から3400億円としていたため、投資家からは不安材料になったのでしょう。
ですが、本当にそれが理由でしょうか?
個人の信用買いが増えすぎているため機関投資家から狙われた?
2022年4月ごろから急激に信用取引での買い残が増えています。
400万株ほどの信用買い残が9月には約4倍の1,200万株になり株価も約3倍。
つまり信用取引の買いだけで株価が上昇したということになります。
基本的に信用取引は6ヶ月以内に決済しないといけないことから、4月から数えると、9月で決済を向えるケースが多いため、このタイミングで機関投資家からの売り仕掛けは想定できます。
底値はどこか?
気になるのは底値がどこになるのか?
テクニカルでみると支持線が機能するのは1,000円・1200円・1500円の辺りです。
1000円未満になると割安の水準になるので買いが集まり、1500円を超えてくると売り圧力が強くなり危険だと想定されます。
いずれにしても信用取引での買い残が減少し、機関投資家の買い戻しがなければ株価の急激な上昇は難しい展開になる模様です。
最後に投資の戦略
短期的には投機の対象としては興味深い展開になりそうです。
リスクを避けるには、1250円前後であれば買い、1500円辺りで売り抜ければ安全かと考えます。
よりリスクを避けるには1000円程度まで待つのが利口です。
またダブル・スコープの関連銘柄で同様に売り込まれている、フェローテックHLDGS(6890)・ミライアル(4238)・アライドアーキテクツ(6081)などの反発の局面を監視するのも面白いかもしれません。
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