2022年1月25日、ロシアとウクライナの緊張が高まっています。
米国市場はインフレの懸念と合わせ、ロシア・ウクライナ問題にも直面し、株価に大きく影響を与えています。
2022/01/25、日本市場も、日経平均が一時27,000円割れてマーケットは混乱を表しています。
米国のバイデン大統領は必要に応じて制裁を課すと述べています
投資家はロシアとウクライナの紛争にどう対応するのかを検討することを余儀なくされています。
*ホワイトハウスは2月20日に終了する北京オリンピックの前にもウクライナへ侵攻する可能性があると言及しています。
ロシアとウクライナの軍事力の比較
Ukraine vs Russia military by the numbers: pic.twitter.com/fsZF4Tkdib
— ian bremmer (@ianbremmer) January 21, 2022
上記を見ると圧倒的な軍事力の差があります。
しかしロシアが2014年にクリミアへ侵攻したとき、今より、ウクライナの軍隊は驚異でありませんでした。
しかし、現在はウクライナの軍隊は8年前よりも訓練され、装備が整っていますので、ロシアにとっては、深刻なダメージをもたらす可能性があります。
ロシアとウクライナの紛争で影響を受けるのは農業関連
ここで注目したいのは農業関連です。
ウクライナはとうもろこしと小麦の輸出国です。
2021年、2022年でトウモロコシは世界第3位、小麦は第4位の輸出国であると想定されています。
このまま紛争が続けば農業輸出の価格はさらに上昇していくことでしょう。
日本でも、パン屋などにはかなりのダメージでしょうね。
軍事制裁が開始されれば、食料問題と物価高によって、ますます世界のサプライチェーンに影響を与えるかもしれません。
ロシアとウクライナの紛争で石油とガスの価格が上昇する
ロシアはヨーロッパへ天然ガスを35%供給しています。
原油が上昇すると、さらにインフレ率が上昇する可能性があります。
米国のバイデン大統領がどのような制裁を課すか、はっきりしていませんが、分かっていることはロシアの資源に対する制裁を強めることです。
この行為はさら天然ガスや石油関連の株価に影響をあたえそうです。
今後の投資戦略
25日・26日にアメリカのFOMCの会合があります。ここで今後の利上げについての発言に注視しなければなりません。
またアメリカでは主要なGAFAMの決算が始まります。
1月25日にマイクロソフトを始め、翌日にはアップルやメタ、テスラなどの決算に注目です。
また引き続きロシア・ウクライナ問題に注目していきましょう。
ここに投資する
当面は厳しい状況が続くでしょうが、見ていきたいのはエネルギーセクターです。
特に石油についてはまだまだ上昇すると予測しています。
個人的にはINPEX(1605)を買います。
コメント