シコリ銘柄に手を出すな!投資をする前に3つの大事なチェックポイント!

Brand selection tips(銘柄選定のコツ)

シコリ銘柄に気をつけましょう!

投資をする際には、シコリ銘柄には入らない方が得策です。

シコリとは何か?

シコリ玉(ギョク)言われますが、つまりは株価下落の際に多くの個人投資家が高値で株を購入していて、売るに売れない状況が溜まっている事です。
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例として日本情報クリエイト(4054)を見て見ましょう

マザーズ市場 日本情報クリエイト(4054)

 

やまちゃん
やまちゃん

地元企業で愛着があるので例として上げてみました。

 

不動産テックの企業です。不動産賃貸向けにシステム提供を行なっています。

いわゆるsaas型のサービスです。

 

Saastとはパッケージ製品として提供されていたソフトウェア商品をインターネット経由でサービスを提供、利用する形態のことを言います。
  • ストック収入が安定的に積み上がるので、契約が増えれば増えるほど利益が積み上がる仕組みです。

 

国の政策の後押しもあり、今後さらに成長の見込める企業です。

 

26期連続で増収増益となっています。

 

株価についても昨年、新規上場して順調に推移して行きました。

 

 

素晴らしいですね。

コロナ化でテーマ性もあり個人投資家の好む銘柄のタイプです。

さて直近の2月10日に第二四半期の決算が発表されました。

決算内容については、アイフィス コンセンサスも上回り、今後の見通しも明るい決算だったと思います。

アイフィスは株分析に非常に便利です。参考リンク

 

IFIS株予報

しかしその後株価は下落を続け、なんと10日連続の陰線…

 

高値圏から30%近く下落しています。

なぜでしょうか?

 

下落前の兆候を確認してみましょう!

 

 

  • 株価はボックス形成 (3000円前後を推移)
  • 信用買い残 (約50万株前後)
  • 日々の出来高 (10万株前後)
  • 回転日数 (長い時は100日超えている日もありました。)
  • 空売り機関の状況 (クレディ スイスが10万株ほど空売りしている)

状況を整理すると、このような感じです。

 

まさに典型的なシコリの状況です。

 

分析して見ましょう!

 

  • 日々の出来高に対して、信用取引の買い残が多い。約5倍 
  • 空売り機関(ヘッジファンド)の影響。
  • 回転日数が長く、株主の入れ替わり出来ていない。

 

  • やまちゃん
    やまちゃん

    3000円前後で購入した個人投資家の買い玉が、含み損を抱えて、売るに売れない状況が、続いています。

    空売り機関も入り、個人の信用買いの投げも誘発して、現在2200円まで下落途中です。

 

強制決済を止むなくした個人投資家も多いのでは無いでしょうか。

このようなケースは他の銘柄でも良く見られます。

決算前に購入する際には、必ず3つの点に注意しましょう!

 

    1. 信用買い残と出来高のバランス。3:1ぐらいが平均です。
    2. 回転日数の推移をメモして需給をチェックしましょう。
    3. 空売り機関の動向も確認しましょう。

 

上記3点を購入前に確認する事で、リスクを回避できます。

必ずチェックしましょう。

 

*参考記事はこちら(信用買い残 回転日数 空売り機関のチェック方法↓)

このようなケース、株価が上昇するタイミングは?

基本的には需給が改善するのを待つのか、損切りするしかありません。

 

いずれにしても、下落トレンドになると、非常に厳しいですね。

 

記事の内容を日々チェックすれば、リスクは軽減できますので、ぜひ確認作業を行って下さい。

追記 2021年6月7日〜

2月に記事にしましたが、未だに株価が回復しない状況が続いています。
信用買い残は15万株ほど減少したようですが、ヘッジファンドの空売りが更に入っているようです。
IRBANKより
出来高も減少しているようですし、一度下落トレンドに向かうと、上昇にはパワーが必要です。
シコリ銘柄には注意しましょう。
他の銘柄でも信用買い残の多い銘柄は好決算でも、ヘッジファンドや投資家の売り圧力が強い傾向があります。

ヘッジファンドの動向や、信用買い残 信用売り残のバラウンスをみて投資をすることでリスクを軽減しましょう。

追記 2022年2月2日〜

1月末にマザーズ指数が950ポイントを割れてマザーズ市場が底をついたようです。

信用評価損益率−38%まで下がり、コロナ暴落時の−40%に近づいたあたりで反発となっています。

日本情報クリエイトも一時800円を割り込みましたが、反発してきているようです。

日経平均やマザーズ市場全体をヘッジファンドが売り仕掛けをしている様子です。

個別銘柄の需給というよりは、日本市場を売っているような印象です。

空売り集計の比率や信用評価損益率からみてもその傾向がありますので、チェックしましょう。

 

 

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